全国の会員の皆様へ
令和3年1月26日
(公社)全国子ども会連合会
代表理事 河本 功
「コロナ禍における子ども会活動について」
日頃より全国子ども会事業にご理解ご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。
またコロナ禍にもかかわらず、様々な形で日々子どもたちと向き合っていただいておりますことに感謝申し上げます。
さて、新型コロナウィルス感染の現状はその発生から1年を過ぎても、緊急事態宣言が11府県で発出されるなど、拡大傾向が続いております。
これまでは、地域によっては感染者がいないなど地域差がありましたが、現状では問題とされない地域はないと思われるほど感染が拡大しております。
このような状況下で、日々の生活では、今まさに三密を避け、マスクの着用、手洗い、うがい、アルコール消毒液の使用、不要不急の外出自粛など、全国的に感染防止に徹底した取り組みがされています。
幸いなことに、子ども会活動における感染被害は確認されておりませんが、全国の感染状況から、いつ子ども会活動中に感染のクラスターが発生しても不思議ではありません。
特にこれからは、通常であれば、卒業生の送別会や新会員の歓迎会、また子ども会育成会の皆様には安全共済会の名簿作成や集金業務などで人と接する機会が増える時期です。
子ども会が縮小している中で、皆様が子ども会のためにご尽力いただいていることは承知しておりますが、年齢や地域によって、新型コロナウィルスに対する考え方が違うということが散見されますが、正しい知識に基づく判断が大事です。
子ども会活動についても、最善の判断をされていることと存じますが、個人個人の意見を尊重し、新型コロナウィルス感染防止対策を十分におこない、活動の実施の可否を含め慎重に判断されるようお願いいたします。
このような緊急事態宣言が発令されている時こそ、全員の方に子ども会活動を理解していただき、子どもたちが笑顔で子ども会活動に安全・安心に参加できる日常が戻るまで、一人ひとりが新型コロナウィルス感染防止に十分すぎるくらいにご配慮下さいますようお願いいたします。今大事なことは皆さまの命を守ることです。
感染が収束しましたら、改めて子ども会活動の活性化に皆様の力を結集していただければ幸いです。